船の上から眺める花菖蒲(ハナショウブ)|福岡県柳川市(筑後)

船の上から眺める花菖蒲(ハナショウブ)|福岡県柳川市(筑後)

1.花菖蒲(ハナショウブ)

1)花の紹介

梅雨入り前に見頃を迎える、花菖蒲(ハナショウブ)。

花菖蒲(ハナショウブ)の特徴は大きな花びらです。大きな花びらの花菖蒲(ハナショウブ)が風に揺られる風景はとてもきれいで、少しだけ暑さを忘れさせてくれます。また、花菖蒲(ハナショウブ)は水田や湿地などの水辺を好むので、水面に映る花菖蒲(ハナショウブ)も一段と綺麗です。花菖蒲(ハナショウブ)は鮮やかな紫色のイメージがありますが、品種改良がすすみ、黄色や白色の花菖蒲(ハナショウブ)も見ることが出来ます。また花菖蒲(ハナショウブ)はアヤメと似ていますが、大きな違いは花菖蒲(ハナショウブ)の花びらの中心に網目状の模様があるかどうかです。網目状の模様があるのがアヤメで、模様がないのが花菖蒲です。

 

2)花言葉

花菖蒲(ハナショウブ)には「うれしい知らせ」や「優しい心」、「心意気」という花言葉があります。記念日やお祝いの時に送ることが出来ます。たとえば、新店舗オープンのお祝いなどに「嬉しい知らせが届きますように」と願いを込めて贈ることも出来ます。

また、こどもの日に花菖蒲(ハナショウブ)を飾ったり、贈ったりする方もいらっしゃるのではないでしょうか。55日こどもの日(端午の節句)は、「菖蒲の節句」と呼ばれています。もともとは奈良時代の7世紀ごろに中国から伝わった行事で、魔除けや厄除けをする日として日本に伝わったようです。日本では菖蒲(ショウブ)は、力強さが連想され、特に武士の精神が尊ばれた時代では、武士・武道を重んじる「尚武」(ショウブ)の考え方と相通じるものがあると考えられていました。したがって、男の子が力強く健やかに成長するようにとの願いを込めて、現在の「端午の節句」に変わっていったようです。

 

2.福岡県柳川市の観光スポット|筑後

1)柳川市「椛島菖蒲園」(かばしましょうぶえん)|筑後

福岡県柳川市(筑後)には花菖蒲を見ることが出来る観光スポットがあります。

柳川市役所(筑後)の近くで、「椛島菖蒲園」という場所です。花菖蒲(ハナショウブ)の見頃は品種によって違いますが、一番の見頃は5月下旬から6月上旬に見頃を迎えます。福岡県柳川市(筑後)は川下りとしても有名な観光スポットで、この椛島菖蒲園のすぐそばには川下りで通る川が流れているので、船の上からもこの綺麗な花菖蒲(ハナショウブ)を見ることができます。この菖蒲園は1958年頃に、当時川下りの船頭をしていた方が花菖蒲(ハナショウブ)を趣味で庭に植えたことが始まりとされています。

現在は地域の人々に愛され、福岡県柳川市(筑後)の観光スポットの一つとなっています。椛島菖蒲園は無料で見学でき、柳川市役所(筑後)の駐車場を利用することができます。色々な品種の花菖蒲(ハナショウブ)を見ることができるので、是非訪れてみて下さい。

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