筑後平野について
筑後平野って知っとる?
- 筑後平野は九州一広い平野で、人口は約100万人。
- 昔からお米、果物、野菜作りなど農業が盛ん。
- 久留米は博多からだと新幹線で17分。
筑後川流域
上流域、中流域、下流域のそれぞれ地域の特徴をご紹介します。
筑後川上流域
- 水が豊かで、小石原ダムなど4つのダムがある。
- 日田(大分県)は「水郷日田」といわれている。
- 「日田杉」は日本三大美林の一つ。
- 古い町並みの豆田町には、多くの観光客が訪れる。
筑後川中流域
- 久留米市等の中流域は、平野が広く水が豊富。
- お米、巨峰、苺、ほうれんそうなどの栽培が盛ん。
- みかんの苗木の全国シェアは約7割。
筑後川下流域
- この地域は有明海の北に位置する。
- 有明海の6mの干満差が美味しい海苔の秘訣。
- 大川では筑後川の筏流しを活用した家具作りが盛ん。
- 柳川は「立花藩」の城下町。
- 八女はお茶どころで、古い町並みも保存されている。
- 大牟田には世界遺産(産業革命遺産)がある。
その他
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歴史
筑後平野のほぼ中央の久留米は江戸時代に有馬藩の城下町として栄え、明治22年(1889年)には全国30市とともに日本初の市制が施行されました。現在人口は約30万人です。また、筑後は「シュガーロード」が近くを通っていたため、今でも菓子作りが盛んです。
(注)江戸時代に長崎出島を通じ南蛮から輸入した砂糖は長崎街道(シュガーロード)を経て船で大阪まで運ばれていました。
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祭り
植木まつりは日本有数の規模で、全国の総本宮の水天宮では西日本屈指の「筑後川花火大会」が催されます。
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産業
久留米はタイヤ等のゴム産業のほか、焼鳥・とんこつラーメンが有名です。
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文化
八女はお茶・伝統工芸、大川は木工家具、柳川は川下りで知られています。